インタビュー記事
承継するまで、全てを学べる
医療法人社団 かずさ大伸会 グリーン歯科医院
歯科医師石川 修先生
- 2017年
- 鶴見大学歯学部 卒業
- 2018年
- 東京歯科大学附属病院にて臨床研修
- 2019年
- 医療法人社団 かずさ大伸会 グリーン歯科医院入職
就職活動の始まり
大学は神奈川でしたが、実家が千葉だったので、研修は千葉の大学病院で行いました。
研修が始まって慣れるまで、就職活動は考えていません。麻布から6月に開催する就職フェアの案内メールがきたので、軽い気持ちで参加したのが就職活動の始まりですね。
僕の周りは、先輩の紹介とか知り合いの先輩がいるからそこに行くとか、結構コネというか、ツテで就職先を決める人が多かったのですが、僕は、就職を希望する千葉に知り合いの医院もあまりありませんでした。そこで、就職フェアに行って早めに動いて色んな話を聞いてみようと思いました。
就職先の決め手
フェアで知った大伸会に見学に行き、10月位にはもう決めていました。
大伸会に決めた理由の1つは、ドクター同士の年齢が近いことです。就職して二年目の先生も多くいるので、年の差を感じずに診療に関する様々な相談ができます。
就職を考えたとき、気軽に話せる若いドクターが近くにいるというのは、大きなポイントでした。
もう1つのポイントは、グループに分院が沢山あることですね。グループ内の他の医院に見学に行けたり、そこの院長のやりかたや方針を間近で経験することが出来ます。例えば、グリーンに配属が決まったとしても、もし院長と合わないと思ったら、グループ内の他の医院に配置換えを申請することが出来ます。
そういった選択ができるのは、大きい法人の強みだと思います。
目標は、事業承継
実家が歯科医院なので、まず家を継いで、医院を大きくしていくというのが最終的な目標です。
そのために、まず保険診療全般を1人で出来るようなるというのが、1・2年目の目標です。大伸会では、優秀であれば3・4年目でも分院長を任せてもらえるので、そこで歯科医院の経営を勉強したいです。
自分のゴール(事業承継)に向かって、基本的な手技から歯科医院に関する全部を勉強、経験したいと思っています。
就職先に悩むあなたへのアドバイス
まず早めに動いて、見学は絶対に行った方がいいと思います。見学に行った際は、院長だけでなく、若い先生や若いスタッフの話を聞いてみることも大切です。
就職活動をする上で、就職フェアには行った方が、一度にいろんな医院の話が聞けるので、効率的だと思います。ネットに求人情報は沢山ありますが、信用はできないので(苦笑)
理事長・院長・先輩歯科医師
インタビュー
医療法人社団 かずさ大伸会 グリーン歯科医院
院長池田 貴裕先生
- 日本大学松戸歯学部 卒業
- 医療法人社団 かずさ大伸会 理事長
- 歯学博士
- 日本顎咬合学会
- 日本口腔ケア学会
法人内の教育機関
大きい法人ですので、法人内に教育機関のようなクリニックを設けており、埼玉と松戸、そしてここのグリーン歯科医院の3拠点で教育をおこなっています。入職した先生は、基本的にそこである程度経験を積んでもらい、そこから分院長などを目指す先生は、別途候補地へ移動してもらう流れになっています。
勿論、この医院が良いという、本人の希望を聞いた上で就職先は決まりますので、必ず3拠点に就職しなければならないということではありません。
実際の教育では、カリキュラムに沿って指導していきます。カリキュラムには一年目はここまで、二年目はここまで、三年目にはここまで出来るようになりましょうという目標設定があります。それに沿って、成長してもらうことになります。
もちろん、成長のスピードは人それぞれですので、個人の進捗度合いを確認しながらカリキュラムを進めていきます。
段階を追って進めていきますが、1つのステップが長くかかろうが短かろうが、私としては、それほど意識していません。その人に合ったやり方、成長の仕方があるので、それにそってステップアップしてもらえればと、思っています。
就職先に悩むあなたへのアドバイス
自分の力が発揮できるところ、自由な発言ができるところを選んだほうがいいと思います。そこが抑圧されると、自由な発信ができなくなってしまいます。僕が最初に入った医院も、自由な発言ができ信頼関係が築けるところを選びました。
自由に自分のやりたいことができる。もちろん、もし間違った方向に進んでいたら、それは違うよと指摘はしますが、そういう自分のやりたいことを自由に発信できる場所を選んでくれたらいいと思います。
2019年9月 取材
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